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2007-1、カセットテープのコピーを依頼されました。
A&D GX-Z6100を出してくる訳ですが、当然動かない。
更に正面パネルにカビが…。掃除しても跡が残ってしまいました。
ピンチローラーのベルトが伸びているor切れている事は予想出来るので、修理します。
分解して気が付いた事が。
何故かヘッドからの微弱なアナログ信号線が電源入力線と束ねられています。
普通なら避けるであろうハズなのに…。
もしかしたら、上級機GX-Z7100やGX-Z9100と大して変わらない良い音が出てしまったので、
差別化の為にワザと音を悪くしている、なんてのは考えすぎカナ?
で、交換するベルトは2本。
@キャプスタンベルト
伸びて空回り状態なので、交換。
実測4mm幅x0.5mm厚xφ75mm(=円周235.5mm)位。
webによると、AIWAのカセットデッキ用の
U-0120-399-U
が合いそう。なので、SONYより購入。
若干きつい様な気がしますが、ほぼぴったり。
A送り出しリール軸とその上の歯車をつないでいる短いベルト
一応動いてますが、ゴムは完全に劣化。外そうとしてピンセットでつまんだらつぶれました…。
実測1mmx1mmxφ20mm(=円周62.8mm)位。
回転状態を見るセンサーか何か用なのかな?良く判かりません。
とりあえず必要で無い物ではないだろうから交換。
といっても適当な輪ゴムです。
ヘッドの掃除をして修理完了。また5年はもつカナ。
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