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2016-2、Y30に念願のY31CIMAホイールを取り付けました。
今までWY30に取り付けていたホイールです。腐食だらけです。
DUNLOP GRASPIC HS-1という1995年30週のスタッドレスタイヤ付きです。205/65R15。
WY30売却にあたり、Y30の鉄チンと交換しました。
ただ、Y30は購入時点でロングハブボルトに交換されていました。
フロント+20mm、リア+15mmになっています。
なので、シーマホイールを袋ナットで取り付ける事が出来ません。
とりあえず袋ではない普通のナットで固定しています。
2016-3、ハブボルト切断しました。
グラインダーで切断すると切断面のネジ山が乱れてナットが入らなくなってしまうので、
切断前に予めナットを入れておきます。
ノギスで測定してボルト先端から20mm(リアは15mm)の所に油性マジックでマーキングして、
グラインダーで切断します。
切断後に、予め入れておいたナットをダイス代わりにネジ山を整えます。
そのままだと切断面が錆びてしまうので、
段ボールで簡易マスキングしてつや消し黒をスプレーしておきました。
切断後の長さは純正と同じくこの↓位になります。
これで袋ナットが使える様になりました。
切断後の残骸。
2016-3、タイヤ分離。
Y31 CIMA ホイールは、今回Y30に取り付けた物以外にもう一組所有しています。
昔私が乗っていたY30で使っていたホイールです。
こちらはBRIDGE STONE REGNO GR-5000 が付いています。195/65R15、9分山、
1999年30週、ヒビだらけでもう使えません。エア漏れてます。
こちらのホイールに、いつもの様に新品タイヤを手組みしてみようと思います。
ヨコハマ ECOS ES31 195/65R15
\26,000で購入。
試しに1本ビート落としてみたらものすごく大変…。
カチカチのビートがホイールに張り付いていてなかなか落ちてくれませんでした。
もう2本目やる気力ありません…で、ビートブレーカーを購入。
ヤフオクで\2,052+送料\1,500=\3,552で落札しました。
15〜21インチ、200mm幅まで使えるそうです。が…。
195mmのタイヤなのに使えません…。
正規の使い方ではありませんが、使えない事はないので使いました。
トレッド面のヒビからベルト?カーカス?的な物が覗いています。
いくらか楽に落とす事が出来ました。
次に廃タイヤを分離します。
固い…。いつも使っている380mmレバー2本では無理でした。
追加で同じく380mmのレバー2本とリムプロテクター2個のセットを\1,800で購入。
380mmのレバー4本を駆使して表側のビートは外せたのですが、裏側のビートがどうしても外せません…。
ミニリューターの切断砥石でビートワイヤーを切断しました。
ワイヤーが千切れる度にブチっブチっと感触が伝わってきます。
こうしてやっとタイヤを分離出来ました。
次はホイールのレストアです。
腐食があまりにも酷いので、このまま新品タイヤを取り付ける気になれません。
新品同様な完璧なレストアは素人には難しいにしても、もうちょっと小綺麗にしたいもんです。
裏側なんて起毛したみたいになっています…。
で、サンドブラストしてみようと思います。
直圧式90Lのサンドブラストのチャンバーを、\10,900+送料\1,944=\12,844で購入してみました。
(現在はこちらの方が安い様です。)
口コミによると結構メディアが漏れるらしいので、予め隙間をシリコンシーラント8000でコーキングしておきます。
それから、メディアの漏れ防止と換気の為にFANを取り付けます。
換気しないと煙で中が見えなくなってしまうそうです。
取り付けたFANは40mm角、12V,0.72A,16,000rpmです。エアフローは0.617m^3/min。
内蔵の蛍光灯が12Vなので一緒に配線、相応の電源に交換します。
蛍光灯とFANの合計の消費電流を測定してみると12V/0.9A。
うちに転がっていた12V/1.5AのACアダプターを使います。DCコネクタも交換。
あと、エア配管を接続するコネクターが付属されていません。
プラグカプラー(R1/4)、\145
エアホース
ワンタッチカプラー付 \1,254
ついでに分岐用ラインカプラー
\1,351
それから防塵マスク(DS1認定20個入り)
\1,448 を購入しました。
完成。
メディアはアルミナ#100/4kg、\842+送料\638=\1,480を用意。
これに接続するのは、monotaroで\8,747で購入したオイルレスコンプレッサー。
タンクは10L、パワーは1/3HP=250W、吐出量は34L/minです。
ブラストしてみます。
面白い様に起毛?汚れが落ちていきます。ブレーキクリーナーではビクともしなかったのに。
ただ、圧縮空気のタンクがすぐ空になる。
webからの情報で分かってはいた事ですが、全然作業が進みません…。
10秒も撃てば5分程待ちです。しかも80dBの騒音。
エアが溜まったら作業再開。だとポンプは回りっぱなしなので、
焼き付かない様に1時間位で更に休憩が必要です。
そんな感じで、ホイール1本、一通りブラストするだけで3日かかりました…。
まだこれから細かい所を綺麗にしていく予定です。
チャンバーの中は狭いので中板(金網)は撤去。
やる気が続かない…。
つづく
2016-8-20、シーマホイールのレストアが進まない…。
Y30に取り付けていた21年前のスタッドレスタイヤのサイドウォールのヒビ?亀裂?が気になりだしたので、
レストアしたホイールに取り付けようとして入手したYOKOHAMA ECOS ES31 195/65R15 を
Y30に取り付けてある腐食の激しいシーマホイールに手組みしました。
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