Vidal Sassoon VSD-1212
引き出物としてカタログから選択された物(未使用品)をいただきました。
ちょっと大柄です。ハンドルは回転しながら畳まれる面白い構造してます。
ドライヤーとしての使い心地は特に問題ありません。普通のドライヤーです。
TESCOM TU16 がお気に入りで特に問題無く使っているのですが、
せっかくこれを頂いたのでこれを使ってみる事にします。
2025-7、暖かい風が出てこなくなってしまいました。
ヒーターの配線の断線が考えられます。分解します。
まずはハンドル部を分解します。
特殊なネジですが、たまたまうちには工具があったので問題無く分解出来ます。
ヒーターON/OFFのスイッチがあるので、テスターでスイッチの接触を確認してみます。
特に問題無さそうです。
次にボディ側を分解したいのですが…。分解方法が分かりません。
ネジが見当たらないので、ツメではまっているだけと予想してこじ開けてみようとしますが、開きません。
ネジが隠れているとしたらココのメッキ部品の下しか考えられません。
でもこのメッキ部品、ぴったり嵌りすぎていて取れる様に見えないんですよね…。
でもここしかありません。なんとか取り外します。
マイナスドライバーをテコで使ったら、端に隙間が出来ました。
メッキ部品が取り外せました。ツメ3箇所で止まっていました。
その下には予想通りネジがありました。プラス3本。本体反対側も同様です。
分解して分かったのですが、線が千切れています…。
上画像赤丸の白い線が千切れています。ヒーターON/OFFのスイッチの線です。
他にも緑丸の青、赤の線がそれぞれ絶縁被覆が破れて活線が丸見えです。ショートします。
いつも使った後は折り畳んでいたのですが、それがいけなかった様で。
折り畳まれるのは旅行へ持っていく時だけとか、そういう使い方が想定されている様です。
毎日折り畳んだら、中で線が千切れます。
修理します。断線した所をつないで、熱収縮チューブで絶縁します。
絶縁被覆が破けている所も同様に熱収縮チューブで絶縁します。
これでまた毎日折り畳んだら絶縁被覆は破けてショートするでしょう。
家族に普段折り畳まない様に伝えておきます。
参考にヒーター部。
組み立てて修理完了。また使える様になりました。