KANAU Laboratory > 車 > ノート
2025-5、土曜日の朝早く。
バイトに出かけた息子(若葉マーク)から電話がありました。
パンクしたからタイヤ持って来てぇ〜と。
山道で、対向車が来たから左に寄ったら側溝に落ちたそうです…。
最後は側溝のフタにヒットして脱出した所で止まった様です。
タイヤを交換してみたのですが…。
明らかにタイヤが後に行ってます。
タイヤがインナーフェンダーに当たってハンドル切れません。
不動車になりました。
下回りを見た所、ロアアームが曲がっています。原因はこれです。
それ以外は大丈夫そうです。
雨がまぁまぁ降ってるし、とりあえず一旦家に帰ります。
幸い車道の外の邪魔にならない所に止まっています。
夕方になり雨がやんだので、ロアアームを持って来ました。
その時に左右のバランスを考えて左ロアアームも一緒に交換したので、
故障していない左ロアアームが余っていました。
なので、ボルトの固着も無いはずだし、手順を覚えているので、
ロアアームをサクッと交換して家に帰れる予定です。
E11ノートのAT車は、左ロアアームを取り外す為にサスメンバーを下げる必要があります。
ところがサスメンバーが下がってくれません…。
曲がったロアアームがサスメンバーを押し上げている様です。
こじって無理矢理下げます。
これでやっとロアアームのボルトにアクセス出来る様になりました。
ボルトは抜けたのですが、ボールジョイントが変な方向を向いていてナックルから抜けてくれません…。
タイロッドエンドセパレーターも入らないし、ハンマーで叩いてみますがダメです。
先にロアアームのボディ側を取り外さないとダメそうです。
これがまた変な力がかかっている様で、ボルトは抜けたのになかなか外れてくれません。
でも外れてくれないと家に帰れないので、力のかかり方をよーく考えて、テコを使ってなんとかします。
結果、なんとか外れました。ボールジョイントも外れました。これでやっと交換出来ます。
純正の20年物のロアアーム(左)と、取り外したロアアーム(右)。
ロアアーム以外は損傷無い様です。ナックルもタイロッドも問題ありません。
取り外せたら、後は正常な形をしている部品を取り付けるだけなので特に問題ありません。
自分が3か月前に書いた記事を見ながら取り付けます。
取り付けたら、試運転してみます。異音も振動もありません。これでやっと家に帰れます。
翌日、家で改めて良く確認してみます。
フェンダーがちょっと後に押されて歪んでますが、まぁそれは別に気になれば後からなんとかします。
他は問題ありませんでした。
路上修理、修理代は0円で復活しました。
動画を作成しました。
KANAU Laboratory > 車 > ノート