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2011-1。ホットマンのメンテナンスをします。
業者に依頼すると、室内機分解清掃、室外機消耗品交換、循環液交換で、
\15,000位かかるらしいです。
私の場合はもちろんDIY。自分でやります。
2004-2購入のリビングで使用の物。
室内機3台中で稼働時間が一番長い室内機です。
最近ちょっと暖まり方が悪い様な…。

この7年間、メンテナンスと言えば、
循環液が足りないエラー(E01)が出た時に水を補給しただけです。
本来循環液は3年毎に交換するベキらしいです。
車の冷却水はちゃんと2年(車検)毎にやっている(やってもらっている)のに。
フィルターの掃除程度は月1回位してます。
リビングの隣は和室で寝室として利用しているので、ホコリ多い環境です。
まず室内機を分解清掃します。

月1回程度、このフィルターを抜いて掃除機でホコリを吸い取ります。
このフィルターと、フィルターハウジングを取り外すと…。

放熱機が見えます。ものすごいホコリです。
このホコリをコンプレッサーの圧縮空気を使って吹き飛ばすのが今回の目的です。
掃除機じゃ全然効かなかったです。
表側を分解します。

側面下側のネジ2本を外して正面パネルを上に持ち上げると、
正面パネルは外れます。
正面パネルの操作盤へつながっているハーネスは、
基板からコネクタを外しておきます。
中はいきなり放熱機が見えるわけではなく、黒いパネルで覆われています。
この黒いパネルを外す為には、右側にあるメイン基板から、
FANモーター、トランスのコネクタを抜いておきます。
下写真では基板を取り外していますが、外さなくても出来ます。

10本程のビスを外すと、黒いパネルは外れます。
と同時にファンが転がり落ちてくるので気を付けます。
この状態で外に持ち出します。

あとは気が済むまでコンプレッサーの圧縮空気でホコリを吹き飛ばします。
びっくりする位の量のホコリが出てきます。
ちなみにコンプレッサーは、monotaroプライベートブランドのこちらを使っています。
現在は販売終了している様ですが、タンクの上のポンプはこちらと同じ物の様です。
エアダスター、車のタイヤの空気圧調整からタイヤの手組み交換、サンドブラストにと元気に活躍しています。
安い代わりにポンプ作動音はまぁまぁ大きいので、集合住宅では使うのはキビシイかと思います。
戸建てでもうちみたいな田舎では問題ありませんが、
住宅密集地域では家の中で空気を充填してから外に持っていくベキかと思います。
余裕があれば静音タイプとかいいかもしれませんね。
気が済んだら組み立てて動作確認。
ものすごく暖かくなりました。
風量が全然違います。部屋の暖まり具合も雲泥の差です。
今まで長時間つけっぱなしでも設定温度に届かない事が多かったのですが、
余裕で設定温度になる様になりました。
ホントは同じく2004-2購入の室内機がもう1台あるのですが…。
稼働時間が短い、電源ケーブルを外すのが棚の後なので面倒臭い、
外が寒い等の理由で見送ります。
循環液を交換している過程で、もう1台の室内機も取り外す事になったので、
結局もう1台の方も分解清掃しました。
やはりリビング使用の物よりもほこりは少なかったです。
2014-1、リビング室内機の分解清掃しました。
やっぱりリビング機はほこりがたっぷり溜まります。
3年分のほこりをとってすっきりしました。
2018-1、リビング室内機の分解清掃。
4年分のほこりをとりました。
不凍液もまた7年も経ってしまっています。早く交換しないと。
10年位経つと不具合が出てくる様ですね。
2020-12、リビング室内機の分解清掃。
3年分のほこりをとりました。
また新品同様のパワーが戻ってきました。
2023-1、私の部屋の室内機の異音修理をやりました。
ついでに分解清掃しました。12年分のほこりをとりました。
同時にリビング室内機も分解清掃。2年分のほこりをとりました。
また新品同様のパワーが戻ってきました。
この時の作業を動画にしてみました。
よろしければご覧になってください。
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