キャンピングトレーラー RAPIDO club 31T ポタ電 ecoflow DELTA3 1500

KANAU Laboratory > > RAPIDO club 31T

 

 

 

うちのRapidoの電源事情

今までトレーラーの電源は車載バッテリーに頼っていました。

G&Yu SMF27MS-730 、105Ahらしいので、1260Whになるんですかね一応。

ただ、リチウム電池と比較すると放電特性とか違うので直接比較は出来ませんが。

5年前に中古車両購入時に付いていた物なので、それなりに劣化していると思われます。

照明オーディオ水ポンプだけであれば充分です。

冷蔵庫FFヒーターはちょっと荷が重いのですが、なんとか使えます。

ACインバーターは無いので、DC12V入力機器縛りです。

そんな感じなので、トレーラー泊する時は最近は大抵RVパークを利用しています。

AC電源がもらえるので車載バッテリーの充電ができ、ポットやホットプレート、炊飯器も使えます。

ただ、GWとか混雑時期だと予定立てるのが遅いとRVパークを予約出来ないんですよね…。

(宿の)予約とかしなくても気が向くままに動いて好きな所で泊まれるのが

キャンピングトレーラー(キャンピングカー)のメリットのハズなのに…。

 

 

 

ポタ電購入

2025-4、GWに向けてポタ電を購入しました。

ecoflow DELTA3 1500 。\99,825 でした。1536Wh、1500W出力です。

メーカーページ取扱説明書

元々EENOUR P1500plus \70,388、1536Wh、1800W出力を購入しようかと検討していました。

よくYouTubeで見る案件動画で出てくるのは、EcoFlow、BLUETTI、EENOUR辺りです。

価格は同クラスで比較するとEcoFlowとBLUETTIに比べてEENOURは結構安い様です。

所詮どれも中国製。価格こそが最大のメリットです。EENOURを選ぼうとしていたのですが…。

日本ポータブル電源協会の正会員はEcoFlowとBLUETTI。EENOURは会員ではない様です。

それからEcoFlow、BLUETTIに比べてEENOURはちょっと故障率が高いという噂を聞きます。

燃えるかどうかという観点では、どれもリン酸鉄リチウムなので大差ないかと思います。

発火しないで発煙(有毒)で済むそうです。

鉛バッテリーと比較すると、軽量、長寿命、放電深度が深いなどのメリットがあります。

製品保証はEcoFlow DELTA3 1500 が5年、BLUETTIは4年、EENOURは1年の様です。

最後にうちの場合、設置場所の都合でBLUETTIはちょっと背が高すぎて収まりません。

以上の結果、ecoflow DELTA3 1500 に決定しました。

 

 

 

電気配線の変更

車内は既に鉛バッテリーによるシステムが完成しています。

ACインバーターは積んでいないので、AC100Vは外部コンセントにつないでいる時だけ使えます。

ぽた電は、外部コンセントと車内コンセントの間に入れて、UPS的に使おうと思います。

鉛バッテリーは、使い切ったらぽた電から充電すれば良いかなと。

 こんな感じに作り直しました。

ブレーカーボックスは撤去、代わりにAC100V/20Aのブレーカーを置きました。

材料はうちにある物で作ったので、最適ではありません。作り直すかも。

ブレーカーはうちにあった、Panasonic BS2022、AC100V/20Aです。

ポタ電をトレーラーに入れた時は、新しく作ったブレーカーのすぐ後のコンセントの所を、

UPS的にぽた電を通せば良いかなと考えてます。

ちなみにこのポタ電はUPS機能があり、15msで切り替えてくれます。

鉛バッテリーが足りなくなったら、バッテリーチャージャーのコンセントをポタ電に挿します。

→後日、コンセントを交換しました。

始めからこれにしようと思っていたのですが、在庫が無かったので。

 

 

 

ポタ電の設置

電気配線は完了したので、ポタ電を固定する方法を検討します。

上写真のすぐ前に置こうと思います。椅子の下です。

傷防止にフエルトを貼り付けた角材を床にねじ固定しました。

高さ方向はほぼぽったり収まるので(いすの下が294mm、ポタ電が282mm)、上下の固定は必要無いかなと。

椅子の下なのでディスプレイは見れないので、スマホでモニタリングする事にします。

後は熱がどうなるか。

椅子の下でほぼ密閉されてしまっているので、FANの前のベニヤを(カッターで)くり抜きました。

吸気口側です。

→やっぱり椅子の下のほぼ密閉されてしまっている空間に熱々の空気を排気してしまうのはちょっと…。

鉛バッテリーの充電器のすぐ近くから排気されるので、鉛バッテリーの充電器が熱で壊れてしまいそうです。

という事でポタ電の向きを逆にしました。車内側に排気します。

ディスプレイは車両前方、見にくい方に向いてしまいましたが、結局スマホアプリでしか見ないのでいいかな。

 

 

 

ポタ電の充電

トレーラーに設置出来たので、このままポタ電を充電してみます。

トレーラーのACケーブルは5m程しかないので、

トレーラーから出てすぐの所に30mのコードリールを置いて、家の外部電源に接続。合計35m。

畑屋 SHIN SUNDAY C-30 1.25mm2 x 2C x 30m

コードリールは10m程しか引っ張り出していないので、残り20mは巻いたままです。

あんまり電流を引っ張ってしまうと、巻いたままの電線が発熱して絶縁被覆が溶けてショートしてしまいます。

コードリールには400W以上使う時は全部引き出して使えと注意書きがあります。

この状態でポタ電が1500W引っ張るとコードリールが燃えてしまうかもしれないので、

試しに短時間1000Wで充電してみます(スマホアプリで設定が変えられます)。

すると、充電が始まるとAC電圧がどんどん落ちていって(電流が増えていって)、

AC70V位まで落ちると充電が停止、

無負荷になってAC電圧が復活するとまた充電を繰り返します。

実質殆ど充電出来ていません。

コードリールに記載のある400Wで充電してみると、

ポタ電出力(パススルー)でAC96V、コードリール出力でAC98V、家のコンセントでAC102Vでした。

200W(このポタ電の最小設定値)だとそれぞれ、AC99V、AC101V、AC104Vでした。

普段充電する時は200Wでゆっくり充電が安心かな。

急ぎの場合は重たいポタ電を家まで持っていけば、1500Wで充電できます。

60分で80%、90分で100%だそうです。

→電圧ドロップを抑える為に、工房の電源ボックスを使ってみます。

これだと、トレーラーのケーブル5m + 電源ボックスからの10mだけで合計15mです。

400Wだとポタ電出力(パススルー)でAC101V。あれ?ドロップが全然小さいですね。

600WでAC98V、800WでAC94V、1000WでもAC91V。

車載鉛バッテリーの充電がmax200W程なので、ポタ電の充電電力は800W、合計1000Wでも問題無さそうですね。

これなら150分で100%充電出来そうです。

工房の電源ボックスを改造して、合計11m程にしました。ドロップはより小さくなったと思います。

メーターパネルにAC電圧のメーターを取付ました。ドロップが確認出来ます。

 

 

 

レビュー

2025-5、GW、実際に使ってみました。

今回の旅行は(も)予定をたてるのが遅かったので、RVパークは予約出来ませんでした。

なのでほぼ鉛バッテリーとポタ電の電気だけで4泊3日分の電気を賄う予定です。

冷蔵庫は旅行中常時稼働、ほぼこの為のポタ電です。

冷蔵庫の電源は12Vなので、鉛バッテリーが少なくなってきたらポタ電から充電する使い方になります。

その結果、4泊3日持ちました。帰宅時のポタ電の残り17%です。

ドライヤーを少し使った位で後はほぼ冷蔵庫です。

電気ポットと炊飯器も持っていったのですが、結局使いませんでした。

ポタ電のケータイ急速充電はいいですね。ステージアRapidoも急速ではないので。

ステージアRapidoにも急速充電を付けようと思います。

→2025-5、ステージアに急速充電器を付けました。

→2025-5、Rapidoにも急速充電器を付けました。

 

 

 

KANAU Laboratory > > RAPIDO club 31T